つどう

EVENT
新しい出会いがあるイベント

「わからない」ことからはじまる、演劇と世界文学へのまなざし

『やっぱり悲劇だった 「わからない」演劇へのオマージュ』刊行&
『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』『三人姉妹』上演記念

沼野充義×三浦基
2019.05.14 TUE
19:00 - 21:00

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このイベントは終了しました

京都を拠点に、国内外で精力的に活動を展開する劇団「地点」。
その主宰者であり、演出家の三浦基さんによる新刊『やっぱり悲劇だった 「わからない」演劇へのオマージュ』が岩波書店より刊行されました。
また、5月27日(月)からはKAAT神奈川芸術劇場にて、劇団「地点」の公演『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』『三人姉妹』が始まるのに先駆け、トークイベントを開催いたします。

「なぜ観客は演劇を見ないのか。なぜ、「わからない」のか」という問いを立てるところから始まる本書には、エッセイから演劇論にいたるまで、三浦さんのユニークな創作を裏打ちするような独自の視点が散りばめられています。

今回は、対談相手にロシア・東欧文学研究者、チェーホフ作品の翻訳でも知られる沼野充義さんをお迎えして、演劇から世界文学、果てはロシア料理まで、「わからない」ことの向こう側にある世界について存分に語らって頂きます。

お二人のお話に耳を傾けるほどに、『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』『三人姉妹』公演への期待が高まるような、貴重なお話が聞けそうなイベント。演劇ファンから文学ファンまで、みなさまのお越しをお待ちしております。

【開催日時】
2019年5月14日(火)19時~21時
 18:15 受付開始
 18:30 開場
 19:00 イベント開始
 21:00 終了
  途中休憩をはさみ、質疑応答・サイン会を予定しています。
 
チケット代金1500円(ワンドリンク付き)

お電話でもお申込みを承ります。(03-6268-9064)
お電話でお申し込みの場合はイベント開催日とイベントタイトルをスタッフまでお申し付けください。
なお当日は、お早めにお越しいただけますとご案内がスムーズになります。

【主催】
 神保町ブックセンター

【協力】
 岩波書店・KAAT神奈川芸術劇場

【注意事項】
・キャンセルをご希望される方への払い戻しは、5月12日
 19時までにご連絡いただいた方のみとさせていただきます。
・不参加による払い戻しはいたしかねます。
・イベントの録音動画撮影はお断りいたします。
・トーク時間中の写真撮影はお断りいたします。 トーク終了後のサイン会では、登壇者へのお声がけと他の参加者のプライバシーへのご配慮を条件に記念撮影いただけます。

【公演情報】
KAAT×地点 共同制作第9弾

「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」

出演:安部聡子 小河原康二 石田大 窪田史恵 小林洋平 田中祐気 
テキスト:アントン・チェーホフ
演出:三浦基
ドラマトゥルク:高田映介
監修:中村唯史
公演日程:2019年5月27日(月)~6月2日(日)、7月13日(土)~16日(火)
会場:KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>

「三人姉妹」

出演:安部聡子 石田大 伊東沙保 小河原康二 岸本昌也 窪田史恵 黒澤あすか 小林洋平 田中祐気
作:アントン・チェーホフ
翻訳:神西清
演出:三浦基
公演日程 :2019年7月4日(木)~11日(木)
会場:KAAT神奈川芸術劇場 <中スタジオ>

会場公式HP:https://www.kaat.jp

沼野充義(ぬまの・みつよし)
1954年生。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。
東京大学教養学部卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。専門はロシア・東欧文学。『徹夜の塊――亡命文学論』(作品社、2002年)にて第24回サントリー学芸賞を受賞。『ユートピア文学論』(作品社、2003年)にて第55回読売文学賞評論・伝記賞を受賞。
その他の著書に、『世界文学から/世界文学へ――文芸時評の塊 1993-2011』(作品社、2012年)、『チェーホフ 七分の絶望と三分の希望』(講談社、2015年)など。訳書に、『新訳 チェーホフ短篇集』(集英社、2010年)、ウラジーミル・ナボコフ『賜物』(河出書房新社〈世界文学全集〉、2010年)、アントン・チェーホフ『かもめ』(集英社文庫、2012年)、スタニスワフ・レム『ソラリス』(ハヤカワSF文庫、2015年)、『新装版 亡命ロシア料理』(共訳、未知谷、2014年)ほか多数。

三浦基(みうら・もとい)
1973年生。劇団「地点」代表、演出家。桐朋学園芸術短期大学演劇科・専攻科卒業。
96年、青年団入団、演出部所属。99年より2年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在する。帰国後、地点の活動を本格化。2005年、青年団より独立、活動拠点を東京から京都へ移す。同年、チェーホフ作『かもめ』で利賀演出家コンクール優秀賞受賞。06年、ミラー作『るつぼ』でカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞受賞。07年、チェーホフ作『桜の園』で文化庁芸術祭新人賞受賞。17年、イプセン作『ヘッダ・ガブラー』で読売演劇大賞選考委員特別賞受賞。その他、京都府文化賞奨励賞(11年)、京都市芸術新人賞(12年)など受賞多数。12年にはロンドン・グローブ座からの招聘でシェイクスピア作『コリオレイナス』を上演するなど海外でも高く評価されている。著書に、『おもしろければOKか? 現代演劇考』(五柳書院、2010年)。

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